Parents and Children

こんばんは。


先日から読んでいたワプニック博士の本、
『Parents and Children: Our Most Difficult Classroom 』
こちらを読み終わったので、一応メモしておきます。


7~8年前に読んだ本ですが、今回再読して
色々と勉強になりました。


親子関係がテーマの本ですが、最初にビル・セットフォードへの
イエスのメッセージの解説から始まり、それから関連するテーマでの
ディスカッションがメインとなっています。
(Vol.1, 2とセットになっていますが、単純にページ数の関係から
2巻に分けたようで、前回の『Healing Power~』のように
それぞれ独立した本ではありません)


ビル・セットフォードへの個人的なメッセージについては
知覚と解釈について、そして自分自身の責任についての
重要な事柄を取り扱っており、改めてこの部分の認識の
強化に役立ちました。

ディスカッションについては、通常のQ&Aとは違い
かなり具体的な事柄について語っています。
ワプニック博士が心理学者、臨床心理士として
働いていた経験なども踏まえた話になって
いるようで、日本人の感覚には馴染まないような
話もいくつか見受けられましたが、特定のアドバイスの
形態よりも、その内容に焦点を当てれば、核となる部分は
一貫していると思います。


この本でしか語られていないような内容もあるため
そういう意味でも価値がありますが、コース学習初期
ではなく、ある程度コースを学んでから読んだ方が
よりお薦めできるかと思います。

上記ディスカッションについても、具体的な形態の部分に
焦点を当ててしまい、「ワプニック博士はこう言っていた」
というような覚え方をしてしまうと、却って学習の妨げに
なる可能性なども考えられるので、コース3部作や
他のワプニック博士の本を学んでから読むことを
個人的には推奨しておきます。



それでは。



The Healing Power of Kindness Vol.2

こんばんは。


ワプニック博士の著書
『The Healing Power of Kindness Vol. 2: Forgiving Our Limitations』
を読みおわったのでメモしておきます。


先日読んだVol.1の続きの本ですが、こちらはより実践的な
部分に重点が置かれています。


タイトルには「制限を赦す」とありますが、肉体を含む外側に
見える全てが制限であり、これらは避けるべきものではなく、
単に幻想と思いこもうとすべきでもなく、これらの制限を「教室」
として、イエス(聖霊)が教えるレッスンを学び、教えていくものと
捉える、というのがこの本のテーマです。

その上で、優しさというのがコースの実践において
非常に重要なファクターとなっていることもVol.1同様
語られています。


コースの学習者がたとえ外面的な不幸や病気に
見舞われたとしても、それを奇跡によって良い方向に
修正しようとするのではなく、それらの現象を教室
として学ぶというのは、一見厳しく感じられるかも
しれませんが、これが全ての物事に共通の目的を
見るというコースの実践を可能にします。


その他テキスト25章6節の「The Special Function」
の解説がありますが、自我が傷つけるために
作ったものを、聖霊は癒すために使うと書かれて
いるように、特別性について単純に悪いものと
捉えることはせず、聖霊の目的のために使って
もらうという視点を身に付けるのに役に立ちます。

ちなみに、ワプニック博士の
『Form versus Content: Sex and Money』という
本でも、「The Special Function」の解説が
ありますが、本書の方がより深く解説されていると
思います。
(『Form versus Content~』も決して悪い本では
ないのですが・・・)



読み返してやはり、
『The Healing Power of Kindness』のシリーズは
ワプニック博士の書籍の中でもかなりのお勧め本
だと思いました。




The Healing Power of Kindness

こんばんは。


久しぶりに、ワプニック博士の著書
『The Healing Power of Kindness Vol. 1: Releasing Judgment』
を読んでいました。


『Ending Our Resistance To Love 』と同じように
Practice シリーズの中の一冊ですが、とても重要な
事が書かれている本です。


テーマは「kindness(優しさ)」ですが、これは一般的な
意味での優しさと関連しており、その辺が非常に
ユニークな本といえます。


ワプニック博士は、よく「Be Normal」という表現を使いますが
これはコースを「学習することによって、世間的な一般常識を
無視したり、人間的な優しさがなくなる学習者を見てきた
からだと思いますが、本書では何故優しさというのがコースの
実践において重要なのか、ということを解説しています。


実際この本で語られている、病気になった学習者に最も冷たいのは
同じコース学習者という例を挙げるまでもなく、何か問題を抱えている
人に対して、形而上学の決まり文句をぶつけてしまうというのは
誰しもあり得る危険性だと思います。


そうした出来事が起こる原因としては、形態と内容を
混同しているからであり、自分が考えているような形態、
例えば「正しく形而上学を学び、正しくコースを実践すること」
が救いだと思っているから、それにこだわることで
むしろ分離を促進するようなことが起こってしまいます。


重要なのは形態ではなく内容であり、兄弟と形態のレベルではなく
心のレベルで繋がることがコース実践の要であれば、
必要ならば学んだ形而上学の全てを脇に置くことも大したことではなく、
兄弟の求めに対して魔術だからと拒絶する必要もないということが、
この本を読むことによって深く学ぶことができました。
(この辺はビル・セットフォードも同じようなスタンスでした)



単純に、良い本ですからお薦めですよと申し上げて、
次はvol2の『Forgiving Our Limitations』を読むことにします。





ゲイリー四冊目 読了

こんばんは。


さて、先日から読んでいたゲイリー・レナードの四冊目の本、
『The Lifetimes When Jesus and Buddha Knew Each Other:
A History of Mighty Companions』

こちらを読み終わったのでメモしておきます。


まず、こちらの本は発売からしばらく経っていましたが
内容については事前に詳しく調べていなかったので
(トランプ大統領をこき下ろしていたという事だけは
海外のレビューで知っていましたが)
新鮮な気持ちで読むことができました。


大まかに、前半部分がイエスとブッダの
お互いにとって重要な過去生の話で、
後半部分がコースにおけるいくつか重要な
トピックについてアーテンパーサと会話形式で
語っているという構成です。

(発売からしばらく経っていることもあり、以下
ネタバレを含みます)

まず、過去生の話については、イエスとブッダが
神道や、老子やプラトンの思想、ヒンズー教などを
学び、ブッダやイエスが生きていた時代でも
一緒に学び、悟ったという事ですが、私には
全体的に創作という印象が強かったです。


他の宗教を自分の宗教に合わせて解釈するというのは
珍しくないことですが、それに近い雰囲気を感じたのと
ブッダの息子と言われるラーフラが実はイエスの過去生で
イエスの使徒と言われているフィリポが実はブッダの
未来世、そして最後の生だったと言われても、何故
それをもっと早く言わなかったのかという疑問もあり、
どうしても話自体はドラマチックなストーリーを
創作したという印象が拭えませんでした。

とは言え、この過去生の話は、彼らがどのように
二元論から純粋な非二元論の思想まで
たどり着いたのか、というのが主眼なので、
その点では興味深いストーリ展開によって
分かりやすく伝えていると思いました。


後半部分の、ACIMについてのディスカッションは
多くの学習者にとっても役に立つと思います。

※コースに直接関係のない話、未来や政治、
あるいは宇宙人の話などは個人的には
あまり楽しめませんでしたが、それらの内容が
大部分を占めているわけではないので、
単純にコースの内容について学べるとは思います。


ただ、基本的には自分たちとワプニック博士の
解説だけがコースを正しく伝えているという
スタンスなので、他の教師から学んでいる
人には抵抗を感じるような事もあるでしょう。

正直なところ私も多少違和感を感じました。
私はワプニック博士から学びたい人は学べばいいし
他の教師から学ぼうと思うのなら、そこでしっかり
学んだ方が、無理にワプニック博士から学ぶより
良いと思いますから。


他に興味深い事としては、ワプニック博士と
ビル・セットフォードは今世で悟ったらしいですね。
ヘレンについては既に生まれ変っていて、確か
FIPのサイトに名前は忘れましたが、女の子が
紹介されていたと思います。



以上、簡単に書評をしてみましたが
今後邦訳もされるでしょうから、興味がある方は
ご自身で読んでみてください。


それでは




「The Journey Home」 読了

こんばんは。


本日、『The Journey Home: The Obstacles to Peace in a Course in Miracles 』
の再読が終わりました。


今回は少しずつじっくりと読んでいたため、読み終わるまで2か月少々かかりました。
(元々ページ数も500ページぐらいあるのですが)


今回読み返してみて改めて思ったのは、本書はワプニック博士の
著作の中でも出色の出来だということです。
『Journey Through~』シリーズも一通り読みましたが、本書は
JTT、JTW、JTMの3作に引けを取らない内容です。
むしろテーマががっちりと決まっている分、こちらの方が密度が
濃いともいえるかもしれません。


元々テキスト19章四節(平安への障害)は、コース実践について
全体を要約して語られているところでもあるのですが、本書で
語られている形而上学はシンプルかつ過不足のない説明で、
加えてテキスト本文のコメンタリー自体も余計な説明がなく、一貫した
目的のために解説されているという非常に分かりやすいものです。


私がこの本を税所に読んだのは2011年ですが、この時に読んでいて
本当に良かったと思っています。



さて、次は何を読むか決まっていませんが、とりあえずそろそろ
ゲイリーの四作目でも読んでみようかと考えています。


では、これにて。

プロフィール

MASATO

Author:MASATO
ACIMについて気になった記事を不定期で掲載していく予定です。2008年からACIM学習しています。

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